美容院の小話

実は私、美容院に行きはじめたのは、20歳を過ぎたころから。それまで何故、美容院に行かなかったのかというと、ほかでもない。あの美容院の苦痛なトークのせいなどです。 あの美容師の人との気まずい空気、面倒な世間話、面倒な社交辞令。あれがあるから、どうも美容院に行くことが億劫だったのです。
では、それまでどのように髪の毛を処理していたのでしょうか。 もちろん、自分カットです。自分で髪の毛を、わし掴みにして、鏡の前で髪の毛を切っていたのです。 ですから、上手くいくときは、わりと綺麗に切れるのですが。駄目な時は、もう、ぐちゃぐちゃ。がったがったです。 それでも、なんとなく切った気分になり。ごまかし、ごまかし過ごしてきたのです。
あのトークを避けるために。 しかし、ある時、一大決心。もう、駄目だ。こんなぐちゃぐちゃの頭で、これ以上人生を棒に振るわけにはいかない。ということで、美容院に行ったのだ。
そして気がついた。 嫌なのは、あのトークだけではない。 鏡に映った自分が、なんとも嫌なことに気がついた。いや、自分が嫌なのではなく、そこに写った自分を見ることがキライなのだ。長らく、美容院に行ってなかったので、そんなこと忘れていた。
貸衣装専門ポータル ああ~、嫌だ、美容院って、こんな嫌に思うのだ。しかし、自分の周りを見渡してみたら、案外、みんな喜んで美容院に行っているんです。 しかも、お世辞にも綺麗だと言えないような子が、楽しそうに通っているんです。きっと彼女たちは目が悪いのですね。 あんな醜い顔を、喜んでみるあの神経。ああ、駄目だ、くちが過ぎてしまいました。 そうです、とにかく、そんな風に、美容院はまるで歯医者のような感覚があるのです。まるで治療中のようです。

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